オレンジイノベーションプロジェクトの一環として、BLG相模原様にて1日研修に参加させて頂きました!
とても閑静な住宅街にある一軒家にBLGがあります。私が参加させて頂いた日は、男性5名、女性2名のメンバーさんがいらっしゃいました。 皆さんが集まると、まず一本締めからスタートします。
じゃ、今日は○○さんにお願い!とのお声に、ご指名を受けた方は「よっしゃ~!」と元気よく発声し、大きな手拍子が部屋中に広がります。一本締めは参加者全体が一緒に行うことで、全員に対しての感謝や敬意が表現できることなんですね!
何だかとっても気持ちが引き締まり今日1日がワクワクしてきました。午前中は何をしようか?と皆さんのご意見をお聞きし、プログラムが決まっていきます。
BLG相模原 https://blg.life/list/sagamihara
午前中はバザーに出す為の小さな袋を選びに行くチーム、お昼のお鍋の材料を買いに行くチーム、また施設内で、竹を使って丈の長い靴べらを作るチームに分かれました。
お昼のお鍋を作るのももちろん皆さん。やはり女性は得意分野ですから、女性お二人が中心になり購入してきた食材を包丁で野菜を切ったり洗ったり。スタッフさんが、メンバーさんの得意分野を見定め、テキパキと「こちらをお願いできますか?」とお伝えすると、皆さんとても活き活きと楽しそうにお鍋の準備をしていたのが印象的でした。
昼食も終わり、午後は何をしましょうか?と皆さんにご意見を聞き、程近くにある相模原市立博物館で開催されている『相模原70年の歴史と学校給食の歩み』に全員で行くことになりました。
ずっと相模原に住んでいらっしゃる方は、相模原の移り変わりがわかる写真を見て、「昔はこういう所だったのよね~」と思い思いにお話されていました。小学校の展示には、教室の黒板や昔の机や椅子などにメンバーさんも私達も大盛り上がり! 給食展示では「あの当時は鯨が出たんだよね~」とか「こんな器使っていたね~」とか色々な声が聞こえます。皆さん、昔のことを覚えていらっしゃる方も多くて、とても話が弾みます。
実は私自身がとても懐かしくて、しっかり回想をしていました。 施設に戻り、最後に今日は何をしたかと振り返りをします。そして、最後にも一本締めの手拍子で元気に1日が終わりました。
長い1日になるのかなと思っていましたが、ゆっくりお話を聞かせて頂いたり、プログラムもたくさんあり、とても楽しく皆さんと過ごさせて頂きました。研修を通して、お一人お一人が自主的にプログラムに参加し共に行動できる、まさに「素になれる場所」だなぁと改めて感じ、もっと多くの方にこのBLG を知って頂きたいと思いました。 貴重な経験をさせて頂き、有難うございました。
綿井